たちばな翔@技術アドバイザー

某大手製造会社の現役製造技術/ 100年に1度の工場改装プロジェクトや新機種開発、海外への業務支援を通して培った、「モノづくり」の本質と「課題解決力」と「チーム力」の大切さを伝えていきたい 。/ 相談無料のコンサルタントもしています。ご連絡お待ちしております。

嫌なことから率先すると起きること

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2つめは「嫌なことからやる」。

 

これはどちらかと言うと効率よく仕事する為に近いテクニックだけど、結果上司や部下から一目置かれた存在と認知させることも可能。

 

まず初めに「何故」嫌なことからやると良いのか?

 

結論は好きな仕事(やりやすい仕事)の効率を上げる為、それに尽きる。

そして具体的には2つ理由がある

 

ちなみにメール1本打てば終わるような仕事は言うまでもなくすぐやれ(笑)

 

そうではない打ち合わせとか検討とか、得手不得手は人それぞれだが、色々なタスクを計画する時には嫌なことから計画すると良い。

 

1つめ

 

実は子供の宿題でよく使われるシーンで考えてみるとよく分かる。

 

母親:あんた、もう宿題やったのー!?早くやりなさい

子供:今やろうと思ったのにやる気失くした

 

この時の子供は部下で母親は上司。

嫌なことって後回しにしがちになるが、それ自体は致し方ないこと。ただその事で起こる心理はちゃんと理解しとく必要がある。

 

この時子供はどういう気持ちかというと、やりたくない事はやりたくない、でもやらなくてはいけないと考えている。

この時に母親が上の一言を言うことで

 

「よっしゃー!やらなくて済む言い訳が出来たー!ラッキー!」

 

そして、今やろうとしてた時にそんなこと言われるとやる気なくす。と言って結局やらなくなるのだ。

 

それが仕事に置き換わっても同じことが言えるわけで、あからさまに上司に「やる気失くしたわー」とは言わないが、

 

上司「この仕事どうなってるー?」

部下「すみません、忙しくてやれてません」

        「(こんな人数でこの仕事できねぇよ)」

         「(そもそもこの仕事が終わらないのは上司のマネジメントが悪いからだ)」

 

みたいな感情を持ってしまうことが多い。

まぁ上司はこういう時の対処法を知っていればなんでもない問題なので、大概こういう形で上手くいかない時は上司側に問題がある。

 

2つめ

 

嫌な仕事を抱えているが自分でもやらなくてはいけないと理解している場合、常に強ストレス状態になっている。

そして別のタスクを行っていてもそのストレスを少しでも解消するため、ちょっと手を出してみる。でもやりたくないからすぐ終わる。

 

心の中ではこのサイクルがグルグル回り、結果集中すればすぐ終わる得意なタスクも中断され効率が落ちてしまう。

 

だから嫌なタスクから率先して計画して実行する必要があるのだ。

 

PC仕事の人の場合、フォルダーやファイルが沢山開いてたり、それぞれ別のタスク作業が乱雑している時はその状態になっている。

 

ちなみに私もよくそうなりがちで、理屈は理解しても実践はなかなか難しい。

だからそうなった時は一度全てのタスクを消し

リセット。少し落ち着いてから、タスクを再開させる

 

それだけ苦手な作業や嫌な仕事はほかの作業の効率を下げてしまうということを理解すること。それを知っていれば率先してやる以外選択肢は無い。

 

以上