引き寄せの法則の本当の正体が分かった
まず始めに。
引き寄せの法則を知っているだろうか?
ネットで検索してみると
「強く望めば何でも手に入る」
「信じるものは救われる」
と、宗教じみたものが結構多いなという印象。
でもそもそも何を引き寄せるのか?
恐らくどのサイトでも大きく変わらないのは
「理想=現実」
とう言うこと。
しかも理想を強く描くほどその方向に引き寄せられるという事だ。
さて、ここで疑問。
何が何に引き寄せられるのだろうか。
そう。
ここで引き寄せられるのはいつでも一人称
「理想の自分=現実の自分」
そして自分の何が変わっていくのか。
そう。
「マインド」
だと私は思っている。
だからお金持ちの自分を理想としても、引き寄せられるはずがない。
お金持ちになるのは結果指標であって、そんなものを強く願っても時間の無駄だ。
技術職をしている人間は冒頭から気づいていたと思うが、「理想と現実」のワードから成り立つものがもうひとつある。
そう。
それは「課題解決の考え方」
理想と現実のギャップを、なぜなぜで掘り下げ真因を潰すことで理想に到達するという、課題解決手法だ。
つまり、引き寄せの法則の正体は、「理想の自分に到達するまでの問題の真因を潰す」事と同意である。
そしてこれには意識すべきポイントがある
1.理想を具体的、定量的にしているか
2.現状を正しく認識しているか
3.ギャップを具体的に認識しているか
4.なぜギャップがあるかを10回は「なぜ」する
5.10回目の「なぜ」は1回目の「なぜ」と繋がる
これだけの事を常日頃意識していれば、あとは課題を潰していくだけで理想の自分に引き寄せられていく。
逆に、課題すら分からず、解決できない奴は何も変わらない事は言うまでもない。
これが本当の「引き寄せの法則」の正体だ
※なぜなぜ分析や課題解決の本は世の中に沢山あるが、自分が会社から貰った本がとても分かりやすかったのでご参考までに
参考書籍
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課題を抱える事による弊害
昨日は子供が寝付かず、嫁と交代で夜通し面倒を見て程よい疲労と達成感に浸っている。
さて昨日読んだアウトプット大全の中で相談ができない人の心理状況をマウス実験を例に紹介している
「2匹のマウスがそれぞれのケースに入っていて電気ショックが発生する。片方には両方のケースの電気ショックを止めるレバーがついている」
時間が経つとレバーがついている方のマウスは電気ショックの止め方に気づく
もちろん電気ショックを止めれば2匹のマウスの電気ショックは止まるので、回数は同じはずだが、レバーのないマウスはいつ電気ショックが止まるか分からないためストレスが高くなる。
といった実験。
これは実際に問題を解決出来ずに抱えたままの人間の心理状況と同じと解釈できる。
つまり相談できずに何でも抱え込んでいく人ほどストレスが溜まり衰弱していく事になる。
だからこそ仕事をする上での上司への相談は自分を守る為にも必要であり、それを無下にするような上司は無能だ。
ちなみに「自分が今抱えている問題は、世界では既に解決されている」と思っている
だから悩んでいるなら相談したり調べたりしてそんなことに時間をかけずに進めるのがいい。
今はインターネットも普及し、昔よりも悩む時間は圧倒的に少なくて済むはずだ。
むしろそうならなくてはならない。
参考書籍
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アウトプットを高めるには
今日は美容院に行ってきたので、その間に読んだ本を紹介しようと思う
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アウトプットを高めるには、結局インプットが重要となる訳だが、インプットばっかしていても結局大半を忘れてしまうため、身にならないことが多い。
私が若手の育成にもよくやる方法だが、覚えたことをすぐ次の人に教えるというステップを設けている。
事前にそれを意識させることでインプットの質も上がり、教えるというアウトプットをする事で短期記憶から長期記憶に変えることも出来る。
しかしこのステップで最も重要なのが、教えるという事に100点を求めないことだ。
教えることもその人の教育の一部として60点でも上出来とする。
そしてこのステップを踏むことでその後の教育のベースであるOJTにも大いに生きてくるが多い。
むしろOJT前の必須ステップと言っても過言ではないかもしれない。
この本でもインプットとアウトプットの比率を3:7くらいにすることが良いと言っているが、その通りだと思う。
そしてこの法則にぴったりの言葉
「情けは人の為ならず」
そう、誰かのためにとアウトプットした言葉や行動は結局自分の成長に繋がるということ。
だから恐れずどんどんアウトプットしていこう。
安価な労働力になるな
今の日本は私から見ても疲弊してきていると感じる。
固定概念に縛られ、周りと違うことを恐れ、狭いコミュニティでの忖度に溢れ、自ら判断し行動する力を奪われた民族。
AI研究が諸外国から遅れているのもこうしたものが背景に強くある。
結局根性論みたいなものが染み付いている日本は、そもそも仕事を楽にするための仕事に嫌悪感を抱く人が多い。
そんなことしてる間にどれだけの仕事が出来ることか...とさえ言う人も現れる。
もはやこれは思考停止の領域と言わざるを得ない。
私は仕事の中でも無駄が好きだ。
必要な仕事はさっさと終わらせて、ネットサーフィンしながら情報収集。
そんなとこから自部署へのRPA活用などアイディアを出し、+α の効果を生み出してきている。
きっとそのネットサーフィンは傍から見れば「サボり」に見えるだろう。その時間を業務に当てれば若干でもアウトプットを生み出すだろう。
でも結局は少ないインプットから代わり映えのしないアウトプットを出すだけだ。
それを根性論でどんどんアウトプットしろというのは甚だ馬鹿げた言動だと思う。
もしこの根性論が今後日本人のアイデンティティとなるならば、最終フェーズに突入の合図だ。
「日本は安価で高品質な労働力」
この間までの中国をイメージできるだろうか?100均などの製造は殆ど中国で作られており、安いけど品質が良くない。のは周知の事実だろう。
将来日本はこのポジションを獲得するかもしれない。
効率化が進まない製造業は、海外メーカーに駆逐され、単純大量生産できないものは味わいとして日本の技術として残る。
しかしその技術ですらアルゴリズム化され、機械に代替される日もいつか来る。
ホリエモンの寿司職人の話がいい例だろう。
そうするともはや世界から日本の技術は必要とされなくなり、残るのは根性論の染み付いた労働力のみとなる。
そうなると高品質なものを安く売る以外日本に残される道はない。
これからの日本はインプットとアウトプットを効率よく循環させ日本にエネルギーを満たすことで競走できる日本に生まれ変わるだろう。
参考書籍
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サラリーマンを極める
結局のところサラリーマンでもフリーランスでも成功に必要なことは共通している。
本来は対価を貰うまでの戦い方が異なるだけのはずなのだが、日本のサラリーマンは戦後の高度経済成長を経て独自に進化してしまった。
それは終身雇用という定年まで余程のことが無ければ首を切られない制度と年功序列制度。
過去の日本を支えたこの制度は今の日本を苦しめている。
そして、大きく2つの弊害がこれからも日本を苦しめていく。
①社内政治のみに長けた無能管理職
②時代の進化に対応できない偏った人材
しかし実はここにチャンスが隠されているという事をサラリーマンの方には気づいて欲しい。
要するにフリーランスと同じ働き方に戻す事だ。自分の技術で対価を貰う働き方に。
でもこれを本当に実践できる人材はひと握りだと思っている。
そもそも対価を貰える自分の技術を意識して働いてる人はどのくらいいるのだろうか!?
だからこそこれができれば社内の1/10の人材、1/100の人材となり、優位性は確保されていくだろう。
サラリーマンも働くひとつの形。
会社が潰れても自分の能力の対価を貰うシステムは変わらない。
若い頃頑張れば歳をとっても安泰な時代はもう終わりだ!
参考書籍
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目標設定を勘違いしている
働く若い子達を見ていて思うこと、
「手段を目的に」してしまう。
これはいつの時代もそうだったと思う。
むしろ若者だけではない。
課題解決を例にすると、何か問題が起きた時に最初に考えるべきは、その問題は誰の問題なのかということ。
私の場合、製造生産技術を生業としているため、よくあるケースが、「現場が困っているから」という問題が大半を占める。
でもここでよく考えて欲しい。
モノづくりにおいて最も大事なことは商品を通じて価値をお客様に提供すること。
現場の困り事はその価値に何らかの影響を与えるものなのか!?
実際、そうだ!と思えるのは約半数。
いやむしろちゃんと正しい課題認識が出来れば本来やるべき仕事は半分に減る。と捉えることが出来る。
だから我々は「現場の困り事を解決する」という目標から、「お客様に価値を間違いなく届けるために現場の困り事を解決する」という目標を意識しなくてはいけない。
特に若い子は会社の中コミュニティがまだ狭いのでこういった事態に陥るのをよく見ることが出来る。
みなさんも部下や後輩をよく見て、手段の目的化が起こってないかよく見て欲しい。
参考書籍:The TEAM Aimの法則から
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久々に・・・
こんにちわ。
最近、プライベートで色々な事があり、ブログをさぼっていました。
すみません。
今日は最近読んだ本が、久しく自分の中でヒットしたので紹介したいな、と思います。
お勧めしたいのはコチラ
<THE TEAM・・・麻野耕司>
本の概要は、「チームの分け方」やそれぞれの特徴を明確にしたうえで、どういう法則が最もチームの運営に最適か。
という事を実体験や文献に基づいて噛み砕いて説明してくれている。
私がこの本の何がヒットしたかというと、”分かっているのに分かってなかった”
に気づかされた事だ。
実際私も仕事上、複数のチームを束ねるポジションにいるが、全てのチームを同じ様に扱ってしまい、上手くいくチームとそうではないチームに分かれてしまっている。
この本ではチームの定義や特性を種別ごとに分け、その種別ごとの対策や考え方、最も効率の良い運用方法について説明されていて、自分に当てはめた際に、何か胸に詰まっていたものが「ポロッ」って取れた気がした。
むしろこんな簡単なことになぜ気づかなかったのかと思う。
そのくらい本質的なところをグサッと刺してくれる本となっている。
内容の感想はこの後ももう少しブログで紹介していこうと思うので、
気になる人はぜひ見ていってください。
それでは。