目標設定を勘違いしている
働く若い子達を見ていて思うこと、
「手段を目的に」してしまう。
これはいつの時代もそうだったと思う。
むしろ若者だけではない。
課題解決を例にすると、何か問題が起きた時に最初に考えるべきは、その問題は誰の問題なのかということ。
私の場合、製造生産技術を生業としているため、よくあるケースが、「現場が困っているから」という問題が大半を占める。
でもここでよく考えて欲しい。
モノづくりにおいて最も大事なことは商品を通じて価値をお客様に提供すること。
現場の困り事はその価値に何らかの影響を与えるものなのか!?
実際、そうだ!と思えるのは約半数。
いやむしろちゃんと正しい課題認識が出来れば本来やるべき仕事は半分に減る。と捉えることが出来る。
だから我々は「現場の困り事を解決する」という目標から、「お客様に価値を間違いなく届けるために現場の困り事を解決する」という目標を意識しなくてはいけない。
特に若い子は会社の中コミュニティがまだ狭いのでこういった事態に陥るのをよく見ることが出来る。
みなさんも部下や後輩をよく見て、手段の目的化が起こってないかよく見て欲しい。
参考書籍:The TEAM Aimの法則から
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