たちばな翔@技術アドバイザー

某大手製造会社の現役製造技術/ 100年に1度の工場改装プロジェクトや新機種開発、海外への業務支援を通して培った、「モノづくり」の本質と「課題解決力」と「チーム力」の大切さを伝えていきたい 。/ 相談無料のコンサルタントもしています。ご連絡お待ちしております。

残業の有意義な使い方

まず初めに言いたいのだけども、

 

「残業はするな」

 

です。

でも大事な収入源だし、忙しすぎてそんなの無理っていう人が殆どだと思う。

そんなのは分かっている。

 

ここで言いたいのはタイトルにもある通り残業時間を使って何をするのか。という話。そして実践できなくても意識をするだけで仕事の効率までも上げられる話。

 

結論から言うと、残業時間を使ってすべき事は以下

 

①今日の業務の振り返り(結果とアウトプット)

②机周り、職場の整理整頓

③次の日のスケジュール動線を叩き込め

 

 

残業時間は終わらない仕事をするのに使うものと思っている日本人が殆どだが、正直私が思うのはその時間から仕事をしても考える力が落ちていて効率が悪いです。

 

これは各々のクロノタイプで変わってくるので一概ではないですが、まぁ殆どの人が夜に仕事は効率が悪いです。

これはDAIGOさんが詳しく説明してくれているので、参考にしてください。

 

www.youtube.com

 

だから、残業時間には次の日の効率上げる作業を重点的に行うと、脳がフルパワーの時に最大の効率で働けるわけです。

 

そしてメリットがもう一つある。

そもそも人間はその時間に合わせて作業・仕事をするようになる。

私の職場の作業員にてよく起こる事。

 

ある作業工程は規定時間(ここでは1分としよう)のギリギリで作業している。

さて問題!ここの作業工程の作業時間を10秒減らしたとしよう。

この作業者は何秒で仕事ができるようになるか・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

その通り、「1分」のまま。

作業時間を10秒も減らしたのに、総作業時間は変わらないのです。

何故か。

他の作業が遅くなり結局のところ規定時間の1分に全体作業を合わせに行ってしまうということが起きる。

 

私も作業者と話していてびっくりしたが、本人はあまり自覚がないとのこと。

忙しすぎる工程だと走ったり、わさわさしたりするので、改善した後の効果が分かるのだが、そうではない作業工程だと作業者も無意識で時間を合わせてしまうらしい。

 

つまりは我々のようなデスクワーカーでも同じことが言えるのだ。

そもそも仕事は定時間で終わらせるものと自分の中で決めてしまえば、その時間が全体時間となり、その中で時間調整が無意識にできるようになる。

 

そして定時間後の残業時間に突入したら今日の振り返りと、次の日の効率UPを図る仕事をするのだ。

資料はその時に準備するなんて言うのも良い。というか、小学生にさえも「次の日の教科書準備しなさい」なんて言うくらいだから、大人もやれですね(笑)

 

 

残業も重要な収入源ですからね。

そこは全く否定しません。

でもその時間を使ってダラダラ仕事をするのはやめましょう。

定時間で終わらない仕事は、自分の能力が足りないと思い、思い切って次の日に回してみる。その計画を残業時間を使って整理整頓する。

 

こんなことを私は繰り返した結果、遅くても残業は+2H。

だいたいは+1Hくらいで毎日帰っています。

 

そして帰ったら本を読んだり、Youtube見たり、知識を増やす時間にあてています。

 

こうなったらもう好循環でしかないので、

皆さんもこの方法を実感してほしいなと思う今日この頃です。