たちばな翔@技術アドバイザー

某大手製造会社の現役製造技術/ 100年に1度の工場改装プロジェクトや新機種開発、海外への業務支援を通して培った、「モノづくり」の本質と「課題解決力」と「チーム力」の大切さを伝えていきたい 。/ 相談無料のコンサルタントもしています。ご連絡お待ちしております。

PDCAって本当に大事なの!?

会社ではPDCAという言葉は、耳にタコが出できるくらい聞くと思う。

 

そして最も大事なのは計画だというが、私はあまり理解できなかった。

 

時にPDCAは旅行に例えられる。

旅行に行く時に最初にすることは何!?と言われ、みんな水を得た魚のように「計画!!」という。

 

本当にそうなのか!?

 

じゃあそれが2回目や3回目の旅行で行き方や手段を既に確立していたら!?

 

日帰り旅行ですぐそこの温泉に行くだけだったら!?

 

そんなに計画って大事ですかね!?

道に迷いながら進む旅行も楽しかったりしますよね(^-^)それが醍醐味という人すらもいる。

 

つまり何が言いたいかと言うと、

企業で言う計画とは、投資(工数)などを効率よく失敗しないために立てる計画のことを言う。

 

しかしその計画を立てるあまりに莫大な工数がかかったり、計画に不安があるあまり行動出来ないで無駄にすることが多すぎる。

 

ましてやこの変革の時代に計画を立てている間に新たな技術がもう出ているなんてことはザラだ。

 

そんな時企業はなんて言うか。

 

PDCAサイクルのスピードを上げろ」

 

でもここには経営層との大きな乖離も出る時がある。

その乖離とは、あくまで計画が大事でそれに対して失敗は許されないことだ。効率化せずにスピードをあげるということは成功率(計画の品質)を下げざるを得ないということも理解せずにね。

 

それなのに要求は早く正確にと言われるだけ。

 

どうやってー?って聞きたくなる(笑)

 

じゃあ何がどうすればいいの!?って思うはず。

 

ここからは私個人の意見だが、PDCAと聞くと歯車が回転しているのをイメージしている。

 

Pは潤滑剤

Dは初動力

Cは歯車全体の動きを確認

Aはチューニング

 

そう考えると、自分だけでも出来ることって潤滑剤そこそこにに回しちゃえばいいんですよね。

 

そしてほかの部署が絡む時だけ潤滑剤くれてやって回せばいいのです。

 

そう考えるとPDCAって私の中ではさほど重要ではなくて、手軽にできるものほどDCAPで失敗したら修正すればいい。

 

今の時代計画に時間を掛けるのなんか無駄だ。新しいことをどれだけやってどれだけ失敗するかが企業の成長を左右すると言っても過言ではないと思う。

失敗をさせない企業に未来はない。

 

 

そしてここまで読んでくれたあなたに2つの言葉を贈りたい

 

「小さく失敗して大きく勝つ」

「成功するまで続ければそれは成功」

 

それを踏まえて本当にいかなる場面でもPDCAが大事なのか各々考えてみて欲しい